今日も一人訪問診療。 ではなく、 今日は、長男がついてきてくれた。
現実的に言うと 息子は入学の準備もあり、 明日福岡へ行ってしまう。
ある意味、 最後の”訪問診療”になる。
分かっているのかいないのか、、
いずれにせよ、 往診先のおばあちゃんには、 深々と頭を下げ「お大事に。」と、行き慣れた窯元のおじちゃんには、「福岡へ行きます。」とちゃんと言っていた。ちょっと前は「バイバイ」だけだったのに。
なんのために福岡へ行くのか、 誰のために走るのか、
脳裏のどこかに、 自分の父が祖父が先祖が、 皆、この道を走ったことを覚えていて欲しい。
長男が ここに戻り、私のあとを継いでくれる時が来るとしたら、 今から20年以上。
ここは故郷。 20年、変わらず、、 俺も頑張んなきゃな。
裏庭に、幼稚園卒園記念に頂いた”サクランボの木”を庭師さんと植え、 「この木は、いずれ3メートル以上の木になるんだよ。」の言葉に、 「僕はもっとデカくなる!」と。
さあ、ここがスタートだ。 頑張れ、一郎太!