東峰村に仮設住宅が完成しました。 バリアフリーの居宅は2軒。 この二つ共、入居したのは、元々私の患者さんたち。
このお二人は、共に歩行障害があり、更には5年前の豪雨の水害で自宅を無くした方。
5年前、どこに住めるのか共に考え、なんとか東峰村に留まり、 「あんなこと、もう無いと思うけん!頑張ろう!」と話したことを鮮明に覚えています。
そして、この5年の間、ずっと週一回の訪問を続け
てきました。
しかし、、また、、涙。
私は被災は初めて。 しかし、この患者さん達は、ハンディキャップを持ち、更に被災、更には2回目の被災。 なんでだろう。。酷すぎる。
ちょっとだけ、 ”神様、もういいやろ?” と思ってしまいます。
しかしながら。。
昨日が初めての仮設住宅への訪問診療。 都会のマンションのようにはいきませんが、用意された居宅含め、全ての家電や消耗品には、
村や県や国、そして支援する方々の気持ちが沢山詰まっているように感じました。
私はいつもと変わらず、訪問診療/地域密着型医療を続けながら、
完全には決して至らない”復興”に行くばかりか役立つよう、
小さな支えとしてやっていこうと思います。
ガッツあるのみ!