ある方から、youtubeで見つけました。 とお知らせがありました。
これは8年前、某テレビ局が、当時、医療界の話題が集中していた 所謂「訪問診療」について、特集を組むので、密着取材させて欲しいと依頼があり、ドキュメント番組として放映されたものです。
当時、「訪問診療」は新しい医師の診療の形、私共過疎地医療はもちろん、所謂"生き残り"の方法として高齢者を狙って市街地の先生方でさえ挙って始められました。
時が流れ、今は介護保険事業の充実や高齢者の医療の見直しなどの影響か、あまり取り上げられなくなりました。
しかしながら、私の診療所は、古きは曾祖父の時代(明治時代後半)から変わりなく、訪問診療を続けており、今の日本では、ある意味、特殊なのかもしれません。
ただ、いずれの時代も変わらないのは常に心共にあり、見下ろし診療ではなく、常にパラレルにいて、プロとして見つけ、治し、助け、人として、死を悲しみ、出産を喜ぶ。 同じ喜怒哀楽をいつも一緒に。
心通じ合う付き合い方が四代越えて診療を続けられている真骨頂だと思っています。
どうか、時間がありましたら、 ご視聴頂ければと思います。