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院長の独り言2019.04.8


これは、 本人の許可を貰って書くことにした

『親友について」

です。 是非、読んでください。

ーーーーーーーーーーーーー この写真は、 その親友と一人娘の晴れやかな入学式の写真です。

しかしながら、 この日のこの写真には、涙無くして語れない「親友」の9年の感動の月日が詰まっています。

彼は、同じ日田市内で、200年の歴史を持つ老舗の醤油会社4代目を次男として営む45才。

実は、彼の父も私の父の小学校/中学校の親友で、2代続く付き合いとなりました。

決して、ネガティブな発言や行動が無く、むしろ、 「なんであんなに面白いのか、明るいのか、ふざけてるのか」 と思っている人がほとんど。(その点で、私と合うのでしょうが) また、「それでいいのだ」と思うのも私と一緒。

しかしながら、彼は決定的に私より人として秀でている理由があります。

彼は、9 年前に長男を不慮の事故で亡くしました。 それは、真に彼の人生を大きく変えました。同様に弟を亡くした娘さんも同じです。

思いもしない人生の歪。 以来、彼は、一人で娘さんを育てることとなります。

二人の人生は二人三脚。 豆田と言う美しい町で、心汚れることなく、楽しく、面白く、 伸び伸びとした子育て。父への愛情。

しかし、現実的には、家事に会社。 男性には一番ハンディのある「衣食住そして学」 でも彼は、私には到底できないこの4点を10年余、やってのけました。

その裏には、 「どこに出しても恥ずかしくない娘に育てたい」と言う、それはそれは強いタフマインドがあったからだと思います。

幼少から学童を経ていく過程で、勉学に優れる娘を、将来、自分の進みたい道から脱線させず、彼女を導いてあげたい。

そんな思いを知ってか知らずか娘さんは、初めての受験で県外の進学校に行くと決め、中学に上がったのち、ほぼ毎日、下校後、日田から鈍行のJRに乗り、久留米市の某有名進学塾の通いました。帰宅は毎日夜11時。電車に乗り遅れれば、彼は久留米まで送り、その間、帰宅し食事の準備に洗濯、掃除。気付けば深夜で今度はお迎え。

それをほぼ2年以上、やってのけました。

今年1月。 娘さんは希望校全合格。 そして、第一志望の進学校の入学を決めました。

が、全寮制。

「海洋/人体/宇宙。。」 まだ解き明かされていない事柄に勤しむ職業につきたい/。。 と言っている彼女は、更に「上」を目指すことでしょうし、

そうなれば、 彼がもう日田で娘と暮らすことができることは、遠い将来でさえ無いのかもしれません。

この写真。

この二人の表情と、 なんとも言えない微妙な距離が、 桜が、 これまでの二人の人生とこれからの人生を物語っているように見え、 何度見ても目頭が熱くなるのです。

最後に、、、

彼が10年、 頭を坊主にしているのはファッションでもなく、 面倒くさいからでもなく、 それは、 亡くなった長男への永遠の黙祷と誓いがあるからです。

そんな「親友」を得た私ももっともっと精進せねばならないと考えます。

おめでとう、泰!

俺たちが手に入れたいのはhappy endではない。 鍛え抜かれたhappy mindだ! これからももっとよろしく!!!!!!

拝読ありがとうございました。

#院長の独り言

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