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大分県認定へき地医療指定診療所

院長ブログ

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山里の訪問診療2019早夏①:

  • inouekakusendo
  • 2019年5月21日
  • 読了時間: 1分

昔、外傷(切り傷などの軽傷)には、 どの家庭にも、マーキュロクロム液、所謂「赤チンキ」がありました。子供ながらに、怪我の第一選択は、これだ!と思ったものです。

が、副作用やなんやかんやで、すったもんだあり、現在は生産禁止になりました。

ところが! 今日、訪問したあるじいちゃん。

聞くところによると、 4日前、草むしり中に右腕を擦り剥いたとのこと。 で、テープを貼っている患部を見ると、何やら赤い液を塗った痕跡が、。。

"じいちゃん、何塗ったん?"

"ん? 赤チン赤チン。 やっぱり赤チンは効くね〜先生!"

"赤チン!!何年前のね! 古い薬は危ないよ!"

"いやいや、 買ったのは、何カ月か前。 効いた効いた! ほ〜ら、もう治っとる。 やっぱりこれに限るバイ!"

。。。。 よく見ると、それは、赤チンではなく、これだった。

"病は気から"と言うが、、 これで治ったなら、 仕方ない。

因みに、本物の赤チンの写真も添付します。

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