top of page

空の検索で215件の結果が見つかりました。

  • 山里の訪問診療2016梅雨②:

    一人訪問診療中、 「すぐに往診に来て下さい。」と言ってます。 診療所から電話があった。 電話をくれたのは、 ご近所のおばさんらしい。 言ってみると、、 ご主人は、ここ1カ月、食思不振が続き、検査目的に入院していた。 で、昨日退院。 このじいちゃん、 唯一の趣味が「運転」。 加えて、83歳と高齢ながら、買い出しに行く人がいない。 で、 退院直後にこれ。。 診察するに 幸い外傷は無かったけど、 若干の意識低下、 低張性脱水か、。 この時期良くあるな、。 で、 とりあえず「熱中症/脱水症」と説明し、 輸液、急速飽和。 見る見る意識が回復。 どうにかなった。 しかし、 人身事故じゃなくて マジ良かった。 高齢者世帯の 「運転免許許可と生活支援」 この辺りでは、 重要な政治課題なような。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016-梅雨①

    毎年とは言え、 雨の訪問診療は つい愚痴りたくなる。 傘も別に要らんかな、、 などと。 しかも、 今年は、”一人訪問診療”。。 あっ、 皆さん、 ご報告忘れてました。 就職した看護師さん、 なんだかんだで、 仕事しないまま辞めました。とっくに。2〜3日で。 うちの診療を、 ”こんなはずじゃなかった” と思われたようで。 所謂、 「田舎のほのぼの診療」 じゃないの?と。。 ほのぼのですよ。マジで。 しかし、 ”ほのぼの”と”暇”は違うんです。 暇な人生って、 僕には、”無”に等しい。 暇な医療って、”無”なんです。 #山里の訪問診療

  • 山里の診療2016春:⑫

    ザ 田舎。 されど、故郷。 故郷で働ける。 しかも、 祖祖父と 祖父と 父と 同じ仕事。 これ以上、幸せなことがあるか。 さあ、 一人訪問診療ももうすぐ終わり。 この村には夏が来て、 診療所には やっと、 春が来る。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春⑪:

    時々 この場所で懸命に働き、 何のために身体を酷使し、 結果、 その未来に何が待っていて くれるのか、 わからなくなることがあります。 思えば、 ここを出て行ったのは13歳の時。 以来、福岡→東京→久留米→福岡で20年。 で、 ここに戻ったのは、あれから30年。 で、ここ戻って15年でドンピシャ55年。 10年後、いやそれ以前に 息子たちは、私より早い時期に医道を目指し、ここを出ていく。間違いなく。 20年後、診療所はどうなっているかな。。 訪問診療してるかな。。 30年後、 俺? 今と一緒だな。 今と一緒でありたいな。。 で、 息子がきっと帰ってくる。 俺の生き方を見た息子は 必ず帰ってくる。 それで我が家は110年。 息子が成せば、5代目。 それから、 私、 やっと 遊べる、今から30年後。 30年もサッカーしような。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春⑩:

    GW中盤。 誕生日終了。 で、 急患。 左手をザックリ15cm。。 縫って、洗って 応急処置。 もちろん一人で。 連携病院に電話。 情報をFaxする、、 が、 「手術適応と考えます」 と言うと、 なぜか全て断られまくり。 で、 電話かけまくり 受け入れてくれたのは やっぱり専門医の「友人」。 さすが! 私の友人、 熱き医師! 助かった! しかし この「友人」が部長である病院、実は最初に電話した。が、 日勤医には、 一発で断られたんだけど。 まっ、 持つべき医師の友人は、 あるべき自分は、 「休みだからこそ、 徹底的に引き受ける、 真のプロ根性」 医師に「休み」無し! #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春⑨:

    熊本。。辛いな。 私も辛い。。 看護師を無くし約一か月経過。一人訪問診療も 何気に馴染んできた。。 矢先、 約二か月を経て、 看護師さん就職の面談希望の連絡が入りました。 先週から続いた地震による 不眠症、不安神経症、 続発した高血圧、動揺症の 患者さん達はかなり減り、新患さんがいくらか来院。 正直、 辛かったこの時間。 「過ぎてしまえば。。」 と早く思いたい。 一郎太&建太郎。 新しい緑の鯉も 兄貴の鯉も、 今日は 泳ぐ。 泳ぐ。 空は快晴。 今日の訪問診療、 BGMは”レイダース マーチ”! がんばろうや、熊本。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春⑧:

    被災地に然り、 過疎地に然り、 患者さんの不安な要素の一つは、 「薬」。 医者の不安な要素の一つも 「薬」。 この過疎地が被災地になっても、 この箱と、 何でも積んだこの四駆は、 「無敵」。 これから、 この箱を乗せたこの四駆は、 あの一番奥の山根まで走る。 あと45キロ。 大好きな歌を大声で歌いながら、 もちろん今日も、 一人訪問診療。 俺は、「無敵」。 #山里の訪問診療

  • 山里の方診療2016春⑦:

    久々の 夜間外傷。 ばあちゃんの頭部切創。 嫁姑の二人暮らし。 但し、 嫁77歳、姑97歳。 当然、 交通手段無し。 で、 行って縫う。 ただ縫う、 シンプルに でもデリケートに。 3針。で、止血。 別に 特別なことでは無いけど、 我が家、 風呂上がりの長男、次男を 観ている嫁が心配。 PM2.5か、黄砂か。 月も霞む午後9時。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春⑥:

    看護師さん一人では、 急患は難渋。 診療所の状況によっては 急患対応は、当然、私一人でとなる。 救急車到着まで、 時間がかかるこの地域。 ましてや、 救急車が入っていけない道となると、初期対応次第で致命的となる。 心不全増悪に嚥下性肺炎併発、窒息状態となれば、 多少は慌てるが、 なんとかするのが、 私の仕事。 どうにか、 救急ABC A: 気道確保 B: 呼吸状態是正 C: 循環動態是正 OK! しかし、 救急隊も大変。 私のあとは、 お任せするぜ。 ストレッチャー搬送、徒歩300m。ファイト! あとは、 貴方方の腕次第! どうにかなって、 一息つくと、 聞こえるのは、 鳥のさえずりのみ。 あ〜、 早く、新しい看護師を 運んできてね。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春⑤:

    土曜日、 一人訪問。 桜 菜の花 小川のせせらぎ 線路。 ここの春。 何処にも負けず。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春④:

    昨夜の賑わいと 打って変わって、 一人訪問診療、雨。 行くのも一人、 行く先も一軒、 行った先にも一人。 寂しい山道、 かなり多いな。 改めて気づく。。 #山里の訪問診療

  • 山里の訪問診療2016春③:

    あの… このおばあちゃん、 98歳。 曲がってしまった訳ではなく、 曲がるんです。 ちゃんと治療すれば。 #山里の訪問診療

bottom of page