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- 山里の訪問診療2016春②
一人訪問診療始まる。 助手席にはカルテと薬。 もちろん、看護師さんは いない。 でも 変わらず、 後部座席には、薬箱と注射箱。 変わらず、 スタバのタンブラー。 変わらず、行く先々には、 一人で待つ患者さん達。 沈みがちになりそうで、 音楽は、エアロスミス! といきたいが、 到底そんな気にはならず、 やはり、 「いつ恋」 のサウンドトラックを聴く。 凹んでても仕方ない。 長い長い山里の生活、 山里の訪問診療、 こんな時期もあるさ! と、 ドラマの主人公たちを 思い出し、 よし!行くぜ! と次の御宅へ。 、、、 春は、 100% やってくる。(よな。) #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016春①:
今日は素晴らしく晴れました。 風はなく、野道には沈丁花の香り。 今日は、 嫁に行ってしまう看護師さんの 最後の訪問診療でした。 行く先々で、 惜しまれ、涙され、 そして 「幸せになってね」と言葉を持ち帰った彼女。 この山里での たった1年半の、 でも、冷汗あり、涙あり、笑いありの1年半。 彼女はどう変わったかな。。 私は、 ここでの1年半は 十分に彼女の価値を彼女に教えてくれたと思っています。 彼女の新しい人生の糧になったのだと信じています。 人は変わらない部分をを持ちながら変わっていく。 生きてくってことはそういうことだと思う。 さあ!来週から、一人訪問診療! 原点回帰!!! #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016早春①:
依然、 看護師さんは見つからず。 たくさんの方が、 たくさんの時間を遣い、 たくさんの方に呼びかけしてくれています。 本当にありがたい。 現実として、例え、これから面接希望の方が来ても、現看護師さんの退職リミット3/19までに就職は無理であると判断しました。 しかし、 思えば、14年前、父が肺癌に罹患。 速攻で大学病院を離職、帰宅した時、 当時いた看護師さん2名は、2人共60歳代。 で、 訳も分からず、要領も悪く、 でも、一人で訪問診療に行ってた。 で、 初心に戻れ! と 3月から、 また、 ”一人訪問診療”を覚悟しました。 残るもう一人の看護師、事務だって、不安でいっぱいなはず。 過疎地医療の現実が怒涛の攻撃を仕掛けてくる。 でも、 別に俺が死ぬわけじゃない。 足もあるし、腕もある。 困難は多いけど、できることはもっとある。 意外とさっぱり決心がついたのか、 ここに書くことで、決心してるのか。 いずれにせよ、 4代目。 愚夫だが、賢妻もいる。 賢く優しい息子もいる。 そして、このままでポシャる家 系ではない。 シケた私を先祖は嫌いだ。 家族は嫌いだ。 そして誰より私が嫌いだ。 この故郷が例え、100人の村になろうが、 医者はいるのだ。 いつか、 この2016年春を思いだして、 きっと笑える日が来る。 そう思って、頑張ります。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016冬:④
やっとやっと 陽の目を見ることができるかな。 4代106年、父から継いで13年。 ここでは、 学位も認定も格差も競争も 全く必要ではない。 今、求められているのは、 絶対的な信用と 的確なスキルと、 無限大の人情と、 たった1人の看護師。 日本医師会TV-CM(封筒編) http://www.med.or.jp/flv_movie/1512cm/1512cm02/index.html #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016冬:③
山里の訪問診療2016冬 マジで寒い。 マジでマズイ。 誰か、看護師さん、 紹介して下さい。 准看護師。 土曜日午後〜日曜日、 祝祭日休み。 夜間診療無し。(私は有り) オンコール無し。(私は有り) マジでマズイ。 期限まで1カ月。。 心も雪。 こんな写真じゃ 尚更、ドン引きされるか。。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016冬:②
で、大寒波。 も、 本日も変わらず... 訪問診療。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016冬:①
普通に開院。 しかし、市内在住の看護師、事務は出勤できず。 来たのは、地元1名と、最も遠いとこから1名。 で、外来は、... 予想した通り、普段、「外仕事」の男性ばかりが休勤で来院。 で、一人は、凍傷の疑い。 速攻、 PGE1と言う薬を開始。 ここは九州だけど、過去1回だけ、凍傷で指を切断したこともある。 でも、こんな症例が1名来ただけで、 「開けてよかった!」と思いますね〜 さあ、幸い、今日の「訪問診療」、 少ないのはラッキーなのか、アンラッキーなのか。。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016新春①
ばあちゃん、、 何かが違う、3つ。 1: メガネの種類。 2: 季節。 3: かけ方。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2015秋③
さて金曜日。 若干圧して、到着したお家。 ... 部屋入ったら、じいちゃんが! ”ばあちゃん! じいちゃん、倒れたんかい!?” とそのじいちゃんの姿見て、 慌てる! が、ばあちゃん。 ”先生があまり遅いき、昼寝中ばい!” 寝る姿、 人それぞれだろうけど、、 私もこうなのか。。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2015秋②
日曜日。 肺炎のじいちゃんちへ往診。 息子と。 ... 往診車、 窓を開ければ、 金木犀の香りと 患者さんのおばあちゃん。 そう言えば幼少時、 この時期に 同じように父について 往診へ行ってた。 あれから、50年、 世の中は変わってしまったけど、 金木犀の香りも、 我が家が代々やっていることも 変わらない。 山里は秋。 生活雑音無し。 青空に済んだ空気。 邪気無し。 とは、言いつつ息子。 勝手にじいちゃんちの二階へ。 私も患者さんちの 階段登ったりしてたのかな。。 一応、”こらっ!”とは叱ったけど。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2015秋①
連休明け、 急患連発の中、 ちょっと「癒し」な写真。 ... 去年にも報告しましたが、 ここ、日田市には、たった一つしか映画館はなく、しかも、登記上「日本一小さな映画館」。 当然、「映画鑑賞」という文化は、ここには根付きません。 で、 今年も私、 この映画館に、 御近所の子供園の園児達を丸ごと招待しました。 大型バスに乗り、はしゃいではしゃいでアンパンマンを見に行く園児。 都会の子供達のように、 ポップコーンもグッズ売り場ももないけど、 都会よりかなり遅れて公開の 「アンパンマン」新作鑑賞。 その価値は、何でも手に入る都会より高いのです。 小さな診療所の院長の私、 祖父や父と違って、地元貢献、やってることは小さい事ばかり。 でも、 その結果が、プラスかマイナスかではなく、 自分らしさが大切なのだ! と自己暗示しつつ、 ”できない事はあるけれど。 できる事はもっとある。” の精神で、 今後も地元のために、 やれるだけやります! #山里の訪問診療