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「」に対する検索結果が211件見つかりました

  • 院長の独り言 2023.7.20

    本日から、本格的に土砂出しです。 まずは裏庭、池。 鯉は10匹以上が亡くなり、 申し訳ない。 本当に、水害被災は嫌だ。

  • 2023夏総括①:

    笑ったり、泣いたり、苦しくなったり、、 みなさん、如何な夏でしたか? 私、 これ一つ! と言われたら、 これ一つ。 次男小学校2年生。 この夏で、更に逞しくなりました。 長男は、クラブに友達、 多分、私もそうだったのでしょうが、家族旅行以外は、「少しずつ、親を離れてしまう思春期」か、ちょっと寂しくもある夏休みになりました。 しかし、その寂しさを凌げたのも、この次男のおかげ。 私立に通っている弱点、 "近所に友達がいない" ながら、彼は、わがままも言わず、夏の半分くらい、私の通勤に付き合ってくれました。 通勤の途中、コンビニでしかも自分の小遣いで、10本ほどの"水"を買い、何することやらと思いきや、到着後すぐに、外来待合室に行き、患者さんに "脱水になりますからね〜、水飲んで下さい、僕からのプレゼントで〜す!"と配り歩く、毎日。 これには、患者さんも大喜び。 ちっちゃな子があまりいないこと地区で、彼自身が "水"になってくれました。また、私も含め、従業員も、普段からできるちょっとした気遣いの必要性を更に学んだ次第です。 その次男が最後まで残した宿題、「作文」。 昨晩、 一人コソコソ書いていた作文。 朝、 見せてくれました。 先行き不安ばかりのこの地での過疎医療。存続や方向転換、、 トドメを刺された3度目の被災、修復は道半ば。期待して良いのか、話題のBRT。 自問自答を繰り返し、自然と溢れる涙。。 そんな私に、 はっきりとした答えのヒントを この作文に見つけ、 彼らと一緒に、我家の"夏休み"は終了しました。

  • 院長の独り言 2023.11.14

    今日、 11月14日は、 "いい医師"1114の日。 と私なりに決めた日。 "いい医師" 自分は、いい医師ができているか。。 いい医師になれたか? いい医師だったか? それとも まだなれていないのか。 獅子の時代はとうに終え、 積極的な医療行為は謹み、必要な医療と患者さんの"人生の質"主体の地域密着型医療に偏位してきた20年。 "いい医師" であるかあったかは、 また来年考えます。 まずは、 自意識なく、 驕るに足らずで、 また1年。

  • 院長の独り言 2024.3.8

    2024.3.8 今日、それはそれは、ありがたい進物が届いきました。毎年この時期に届く宝物。 "中山和道先生の庭で採れた夏みかんのママレード" 中山和道先生。 私が久留米大学病院第二外科に入局した30余年前の教授です。 私を入局に導いてくれた恩師。 加えて、亡くなった私の父の先輩で親友で、今の私がなんとかオールラウンドドクターになれたのも、この先生や第二外科の諸先輩のおかげだと思っています。 大胆不敵な性格、加えて繊細かつ卓越した技術、外科手術としては、難易な膵臓癌術者の草分け的存在で肝胆膵外科医として日本医学会にたくさんの功績を残された、今で言う "レジェンド"。 そんな先生から、 毎年頂く数限られた ママレード。 父が亡くなる前、何度も何度も日田自宅に来て、診察をして、"よか!まだ大丈夫ばい!"と励ましてくださった。 また、父も "俺かいなくなっても、なんかあったら、ナーちゃん(教授)に相談しろ。あと、ナーちゃんが元気な間は、毎年、俺の九州場所の席に招待しろ" これが遺言になり、以来19年、教授は今も九州場所には着差されています。 今の医局の先生にとっては、入局した時には既にレジェンドであり、諸先輩の中には、"歳も召されたなあ。"と口にされる方も多いですが、現在も現役、久留米市聖マリア病院付属看護学校の教授であり、若い看護師達に "病気を診るのではなく、人を看る" 教えを伝授されていることでしょう。 そして何より 私を変わらず、親友の跡取り息子、鍛え上げた弟子として、ずっと私の恩師でいてくれること。 それを真に心に回顧しながら、なんとも言えない甘酸っぱい、ほかには絶対ないこのママレードを頂く。 何ものにも変えがたい恩恵。 まいと これほどの恩恵はない。 そう思う毎年の初

  • 院長の独り言 2024.5.6

    誕生日メッセージありがとうございました。64歳と5日目となりました。 子供達が友達に、"おじいちゃん?"と聞かれないように、外見、内面、頑なに努力していますが、正直、キツい。苦笑 GWは、今年は長男のバスケ部活、試合のスケジュールがタイトになり、嫁は毎日早朝からお弁当に車出し。 私は、わがままも言わずにほぼ行き当たりばったりの計画でも不満を言わない、できた次男とサイクリングに銭湯に。 しかし、同業の方も一緒でしょうが、6月からの保険診療点数改正が頭から離れず、気持ちはどんよりです。。 医院開業から112年、4代目、自身開業20年目。 変わっていく時代。@ 進行する過疎に高齢化、人口減少。。求められるIT化。。 壁にぶち当たっています。 これまでもこれからも、地域密着医療を貫く医師は、アナログが不可欠だと思っています。が。。 患者さんの話を聞いて、触って理学所見が第一。 次に検査で診断から加療。 田舎での診療所の役割は、 診断する。予防する。適切な方向性をつけた加療を提供する。 患者さんの不安を取り除き、不満、不平を与えない。 収益を考えた診療は行わない。 が基本と考えて来ましたが、 もう通用しなくなります。 先行き不安です。 そんな中、 誕生日にこんな手紙が届きました。 前向きに 自分を貫かねば、 そう考えた64歳誕生日でした。

  • 院長の独り言 2024.6.27

    本当に嫌だ、線状降水帯。 日田に居れば良いのだけど、 やはり帰宅したい。 で、帰宅するも、 ずっと考える。 もしも、また、6年前と同じく時間120ミリ降ったら、、 取り合えず、前線はまだ南方。 しかし、 今夜日田戻りもあり得る。 目安は、'避難勧告'。 これが日田に出たら、 日田に急ぐしかない。 "先生はいない" この言葉が出るようじゃ、地域密着医としては失格。 とりあえず、子供達を寝かせよう。そのために帰ってきたから

  • ホームページをリニューアルしました

    この度、ホームページをリニューアルいたしました。 より見やすく、分かりやすいデザインと構成を心がけ、情報をスムーズにお届けできるよう改善いたしました。 今後も、皆様にとって便利で親しみやすいホームページとなるよう、さらなる改善と充実に努めてまいります。 ぜひご覧いただき、ご意見やご感想をお聞かせいただければ幸いです。

  • 院長の独り言 2024.07.01

    土嚢追加で今のところ、日田宅の被害はありませんが、日田市街冠水多数、大鶴地区〜日田市街への幹線3本のうち2本は冠水通行止め。 残る1本、従業員安全帰宅のため、本日休診としましたが、私は医院在駐。 急患態勢です。 大鶴地区、東峰村、夜明地区の方でお困りの際は、連絡下さい。 090548200

  • 院長の独り言 2020.11.26

    私は、晩婚で息子は小さい。 だから、25歳の"男の子"は自分の"せがれ"と言ってもおかしくない歳の差なんだ。 まだ経験していないけど、その"せがれ"が、手元を離れていき大人になっていってしまう。。それは嬉しく頼もしいことだけど、涙の無い寂しさもあると思う。 今夜、 福岡ソフトバンクホークス日本シリーズ4連覇。無敵。 そして。。 栗原陵矢。 福岡ソフトバンクホークス。 2020年、日本シリーズMVP。 甲斐拓也。 福岡ソフトバンクホークス。 2019年、日本シリーズMVP。 栗原陵矢、通称:栗。 5年前、世間も何も知らなかった毬”栗”頭の野球少年。 父母と離れ、遠い九州の地にやってきた年の冬、さらに寒い日田にやってきた。正直、彼を知る人はほとんどいなかったな。。 その後、2年に渡って細やかながら日田の食堂で、私達主催の所謂"後援会"をやりました。 会費は僅か3千円、高校生は2千円。それでも、遠くは北九州から、約80人の方を集めました。 ブレイク寸前の一昨年の春キャンプ、、、、 左肩脱臼。 誰もいない筑後の病院の日曜日に見舞いにいったことが数ヶ月まえの様。。 その後、血の滲むような努力と限られたチャンスをものにして、 日本中で知られる「真のプロ野球選手」になった。 今や無敵のホークス。 しかし、 このチームの選手達のライバルは、実は全てこのチーム内にいます。ポジション獲得、先発獲得、クローザー獲得、このチームは、そのチームの中に凄まじい戦いがあります。 新しい若い子がどんどん出てきて、栗も拓也もどん底のスランプはありました。そしてこれからも。 そんな時、密かに支えるのが自分の役目だと思っています。 栗、本当におめでとう。 拓也、貴方が語ってくれた辛さを私は忘れないよ。 俊介、もう完投は目の前だ。 豪、来年は君だ。 マッキー、結婚おめでとう。 披露宴、家族みんなで伺うね。 唯斗、もう貴方は神だ。 何も心配していない。 そして、翔太。 私はひたすら、 君の完全復活を待つ。 最後に、、健太。 君は大丈夫だ。 いずれ、 ホークスを背負うのは君だ。 来週楽しみにしてる。笑 みんな! 私は老いて、坂道を下るけど、 君達がまだまだ高く舞い上がるのを、坂道をゆっくり下りながら、 見ていたい。 "せがれ"達が羽ばたく喜びと、 老いて行く自分の寂しさを、 噛み締めた今夜。 人生って、 こんな夜の繰り返し、 だから楽しいんだ。 そう思ってます。 私は、『発熱外来診療体制確保申請医療機関』の院長として、天命である"かかりつけ医"を全うします。 君らの姿を心に、 V1を目指して。 https://www.kakusendo.com/

  • 山里の訪問診療2020深秋。

    Corona、 Pandemic, Go to, Biden, Trump, &BTS... 今年も英単語 色々出揃いましたが、 ここにあるのは、 "Stay Home"のみ。 その他は、None.

  • 山里の訪問診療2020/悲しい日々。

    シリアスな問題です。 昨日、今日と二日続けて、 二人の高齢男性が救急搬送されました。 二人とも山中の一人暮らし。 二週間に一回私が訪問しています。 二人とも認定にちょっと及ばない障害があり、とても自分で炊事、家事ができない体力、環境でした。 年々強まる猛暑に関わらず、お二人共、社会的事情からエアコンを買うこともできず、 結果、 昨日の搬送された方は、CPA(心肺機能停止)の状況でした。歩行に問題があり、何かをしようとして軒先の石畳にうつ伏せに倒れ、起き上がることができず、発見された時は、直射日光で日焼けし背中は真っ赤だったようです。所謂、熱中症でのCPAでした。 今日の方も何処かへ行こうとしたのが山道歩行中、藪に落下。近所の方が幸いにも経過短く発見され、搬送。 致命的な傷病者は今のところない模様です。 このお二人、正直、2〜3日には一度は誰かがケアする必要がありました。しかし、ここにはスーパーもなく、コンビニもなく、食べるものを買う術もなく、高齢、特に独居の男性は、毎日生きて行くのに精一杯です。 何度も何度も、栄養ドリンクや補液、当院搬送による点滴静注などを勧めましたが、社会的事情で自らが望まれず、また私達も"善意"と"医の心" が "法律"と言う冷たい壁に阻まれ、地団駄を踏む日々が続いています。 今、何ができる? I must crawl before I walk. (歩けるようになるには、まずハイハイをしなければ。) ここで達成感がある医療をするのなら、何かをまず試さねばなりません。 自問自問の夏が続いています。

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