山里の訪問診療2016早春①:
依然、 看護師さんは見つからず。 たくさんの方が、 たくさんの時間を遣い、 たくさんの方に呼びかけしてくれています。 本当にありがたい。
現実として、例え、これから面接希望の方が来ても、現看護師さんの退職リミット3/19までに就職は無理であると判断しました。
しかし、 思えば、14年前、父が肺癌に罹患。 速攻で大学病院を離職、帰宅した時、 当時いた看護師さん2名は、2人共60歳代。 で、 訳も分からず、要領も悪く、 でも、一人で訪問診療に行ってた。
で、 初心に戻れ! と
3月から、 また、 ”一人訪問診療”を覚悟しました。
残るもう一人の看護師、事務だって、不安でいっぱいなはず。 過疎地医療の現実が怒涛の攻撃を仕掛けてくる。
でも、 別に俺が死ぬわけじゃない。 足もあるし、腕もある。 困難は多いけど、できることはもっとある。
意外とさっぱり決心がついたのか、 ここに書くことで、決心してるのか。
いずれにせよ、 4代目。 愚夫だが、賢妻もいる。 賢く優しい息子もいる。
そして、このままでポシャる家
系ではない。 シケた私を先祖は嫌いだ。 家族は嫌いだ。 そして誰より私が嫌いだ。
この故郷が例え、100人の村になろうが、 医者はいるのだ。
いつか、 この2016年春を思いだして、 きっと笑える日が来る。
そう思って、頑張ります。