院長の独り言2019.03.22
春が来ます。
水害からもうすぐ3年。
先日、報道番組で、 "復興事業"は10年で終わり。。 と知り、3年経ってもあまり進まないのは、過疎地だからなのか、切り捨てなのか、政治力が無いのか、、と深い溜息をつきながら、せめて、自分で出来ることからと、、
春、 毎年見事に咲いていたハナミズキ。水害で土壌が痛み、3年待ちましたが力尽きて、朽ちてしまった診療所と自宅の"華"を植え替えました。
亡くなった父が、一番好きだった 春の花、「ハナミズキ」。
しかしながら、この花がデリケートで、咲く時間も短く、再び来るかも知れない豪雨に耐え得るのか、、 悩んだ末、
診療所の前の花壇には、 冬も落葉しないハナミズキに似た白い花が咲く「山法師」を植え、 自宅前には、やはり、父が愛したハナミズキを植えることにしました。
橋を渡ってやって来る患者さんを白い花が、駐車場に車を止めて見上げる患者に桃色のハナミズキが、春がやってきたことを伝え、沿う躑躅の緑が復活することを早春の風に願ってみた夕暮れです。