
2023.11.14
今日、
11月14日は、
"いい医師"1114の日。
と私なりに決めた日。
"いい医師"
自分は、いい医師ができているか。。
いい医師になれたか?
いい医師だったか?
それとも
まだなれていないのか。
獅子の時代はとうに終え、
積極的な医療行為は謹み、必要な医療と患者さんの"人生の質"主体の地域密着型医療に偏位してきた20年。
"いい医師"
であるかあったかは、
また来年考えます。
まずは、
自意識なく、
驕るに足らずで、
また1年。


2023.08.08
山里の訪問診療2023夏③:
日田市小鹿田焼村近傍から。
被災、
ほんっと、嫌だ。
被災復興工事の情報もいい加減。。
ここまで奥に入ってきて、
バックUターン。。
この先300メートルに患者さんちあるのに。。
で、台風。
小雨だし。。
歩くしかない。

2023.08.04
山里の訪問診療2023夏②
過酷な夏。
ここでは、患者さんの方が
"危険"なことを知っている感じがします。
前もって、エアコン。
前もって、点滴。
悪くなって来る方が、悪くならないように来て下さる人を下回る。
今日も、
従業員は走り回ってます。
で、
そんなキツ〜い外仕事をする私達にも、神様はちゃんとご褒美を下さる。
日田、"栗山農園"
本日開店!
20年で初めて、
"最初の客" になれました!
まずは従業員に、日頃のお礼。
さあ、
日田の真骨頂の始まりです!




2023.07.24
山里の訪問診療2023夏:①
被災から2週間。
未だ、自宅床下の土砂出しは、保険会社の鑑定がこないため、実行できないままです。
九州北部のみ梅雨明けせず、
今も強烈な夕立が降ります。
そんな中、
毎年この時期は、恒例に訪問診療先の患者さんから、
日頃のお礼を頂きます。
なにはともあれ、
患者さんやご家族から、
感謝の気持ちを頂くことは、
凹んで行く過疎、過疎医療でも
"明日ありき"
が基本であることを教えてくれます。
たくさんの患者さんと出会い、看取り、それでも続けて行く私の"ちょっと違う医療"。
さあ、
次は、葡萄に梨。
秋まで、もうしばらく汗だくで頑張ります。

2023.7.11
晴れ。
豪雨災害後1日目。
空を飛び交う色鮮やかなヘリコプター達、、、6年前は、全てオリーブ色の自衛隊ヘリでした。
激甚災害指定にならければ、国は動かず。見て見ぬふり。騒ぐメディアもあとせいぜい1〜2日。
だから、ここでは皆が、親族のように助け合い、立ち上がっていきます。
私も、、
自宅は、6年前に等しく、旧宅座敷下、池には山から土砂が流れ込みました。雨漏りも。
しかし、
自宅前の道と橋が倒壊し、身動き取れない患者さんがいます。
前回同様、まずは患者さんからです。














2022.12.23
山里の訪問診療2022暴風雪 *独り言
暴風雪。
福岡では、あまり感じない事象。
嫌な予感を満ちながら、いざ75km先の診療所へ。
高速道路はもちろん通行止め。
3時間50分を経て、日田に到着。
休診にできない。
往診を不安に待つ方、転んだ方、発熱している方、ワクチンを今日予約している方。。。
父の跡を注継いで、18年、こんな豪雪あったっけ。。と忘却してしまった過去を呼び戻しますが、、忘れたな。。
もっと酷い目にもあったのかな。
でもこれが、当たり前と思ってるし。
もしかして
こんな時こそが、
自分が自分を評価できる時なのではないのか。
自分は何なんだ?
何をやって、何をやり遂げてるんだ?
では、人のために役に立っているのか?
それを誰が評価するんだ?
自分だろ。
せめて、これでいいんだと評価してくれるのは、”本当の自分”だろ。
従業員を帰して、溜まった書類に目を通す。
床が底冷えして、足先が冷たい。
でも、
今日やるべきことは、もうちょっとで終わる。
正月の飾り付けが終わってるおばあちゃん、
『先生、良いお歳をおむかえください』
と今年も先に言われた。
60歳を超えて、まだ先に言えない。
未熟なままの心に積雪。
独り言。






院長ブログ

井上鶴川堂は明治45年の開業。
医療技術は、随分と進化しましたが、昔も今も変わらないこと、それは、当院の思いです。「地域に根ざした、地域の人の役にたつ医療を続けたい」。井上鶴川堂は、訪問診療も行っております。訪問診療で、暑い夏の日も、寒い冬も日も、
患者さんがいる限りうかがいます。
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