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- 山里の訪問診療2016春⑧:
被災地に然り、 過疎地に然り、 患者さんの不安な要素の一つは、 「薬」。 医者の不安な要素の一つも 「薬」。 この過疎地が被災地になっても、 この箱と、 何でも積んだこの四駆は、 「無敵」。 これから、 この箱を乗せたこの四駆は、 あの一番奥の山根まで走る。 あと45キロ。 大好きな歌を大声で歌いながら、 もちろん今日も、 一人訪問診療。 俺は、「無敵」。 #山里の訪問診療
- 山里の方診療2016春⑦:
久々の 夜間外傷。 ばあちゃんの頭部切創。 嫁姑の二人暮らし。 但し、 嫁77歳、姑97歳。 当然、 交通手段無し。 で、 行って縫う。 ただ縫う、 シンプルに でもデリケートに。 3針。で、止血。 別に 特別なことでは無いけど、 我が家、 風呂上がりの長男、次男を 観ている嫁が心配。 PM2.5か、黄砂か。 月も霞む午後9時。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016春⑥:
看護師さん一人では、 急患は難渋。 診療所の状況によっては 急患対応は、当然、私一人でとなる。 救急車到着まで、 時間がかかるこの地域。 ましてや、 救急車が入っていけない道となると、初期対応次第で致命的となる。 心不全増悪に嚥下性肺炎併発、窒息状態となれば、 多少は慌てるが、 なんとかするのが、 私の仕事。 どうにか、 救急ABC A: 気道確保 B: 呼吸状態是正 C: 循環動態是正 OK! しかし、 救急隊も大変。 私のあとは、 お任せするぜ。 ストレッチャー搬送、徒歩300m。ファイト! あとは、 貴方方の腕次第! どうにかなって、 一息つくと、 聞こえるのは、 鳥のさえずりのみ。 あ〜、 早く、新しい看護師を 運んできてね。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016春⑤:
土曜日、 一人訪問。 桜 菜の花 小川のせせらぎ 線路。 ここの春。 何処にも負けず。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016春④:
昨夜の賑わいと 打って変わって、 一人訪問診療、雨。 行くのも一人、 行く先も一軒、 行った先にも一人。 寂しい山道、 かなり多いな。 改めて気づく。。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016春③:
あの… このおばあちゃん、 98歳。 曲がってしまった訳ではなく、 曲がるんです。 ちゃんと治療すれば。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016春②
一人訪問診療始まる。 助手席にはカルテと薬。 もちろん、看護師さんは いない。 でも 変わらず、 後部座席には、薬箱と注射箱。 変わらず、 スタバのタンブラー。 変わらず、行く先々には、 一人で待つ患者さん達。 沈みがちになりそうで、 音楽は、エアロスミス! といきたいが、 到底そんな気にはならず、 やはり、 「いつ恋」 のサウンドトラックを聴く。 凹んでても仕方ない。 長い長い山里の生活、 山里の訪問診療、 こんな時期もあるさ! と、 ドラマの主人公たちを 思い出し、 よし!行くぜ! と次の御宅へ。 、、、 春は、 100% やってくる。(よな。) #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016春①:
今日は素晴らしく晴れました。 風はなく、野道には沈丁花の香り。 今日は、 嫁に行ってしまう看護師さんの 最後の訪問診療でした。 行く先々で、 惜しまれ、涙され、 そして 「幸せになってね」と言葉を持ち帰った彼女。 この山里での たった1年半の、 でも、冷汗あり、涙あり、笑いありの1年半。 彼女はどう変わったかな。。 私は、 ここでの1年半は 十分に彼女の価値を彼女に教えてくれたと思っています。 彼女の新しい人生の糧になったのだと信じています。 人は変わらない部分をを持ちながら変わっていく。 生きてくってことはそういうことだと思う。 さあ!来週から、一人訪問診療! 原点回帰!!! #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016早春①:
依然、 看護師さんは見つからず。 たくさんの方が、 たくさんの時間を遣い、 たくさんの方に呼びかけしてくれています。 本当にありがたい。 現実として、例え、これから面接希望の方が来ても、現看護師さんの退職リミット3/19までに就職は無理であると判断しました。 しかし、 思えば、14年前、父が肺癌に罹患。 速攻で大学病院を離職、帰宅した時、 当時いた看護師さん2名は、2人共60歳代。 で、 訳も分からず、要領も悪く、 でも、一人で訪問診療に行ってた。 で、 初心に戻れ! と 3月から、 また、 ”一人訪問診療”を覚悟しました。 残るもう一人の看護師、事務だって、不安でいっぱいなはず。 過疎地医療の現実が怒涛の攻撃を仕掛けてくる。 でも、 別に俺が死ぬわけじゃない。 足もあるし、腕もある。 困難は多いけど、できることはもっとある。 意外とさっぱり決心がついたのか、 ここに書くことで、決心してるのか。 いずれにせよ、 4代目。 愚夫だが、賢妻もいる。 賢く優しい息子もいる。 そして、このままでポシャる家 系ではない。 シケた私を先祖は嫌いだ。 家族は嫌いだ。 そして誰より私が嫌いだ。 この故郷が例え、100人の村になろうが、 医者はいるのだ。 いつか、 この2016年春を思いだして、 きっと笑える日が来る。 そう思って、頑張ります。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016冬:④
やっとやっと 陽の目を見ることができるかな。 4代106年、父から継いで13年。 ここでは、 学位も認定も格差も競争も 全く必要ではない。 今、求められているのは、 絶対的な信用と 的確なスキルと、 無限大の人情と、 たった1人の看護師。 日本医師会TV-CM(封筒編) http://www.med.or.jp/flv_movie/1512cm/1512cm02/index.html #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016冬:③
山里の訪問診療2016冬 マジで寒い。 マジでマズイ。 誰か、看護師さん、 紹介して下さい。 准看護師。 土曜日午後〜日曜日、 祝祭日休み。 夜間診療無し。(私は有り) オンコール無し。(私は有り) マジでマズイ。 期限まで1カ月。。 心も雪。 こんな写真じゃ 尚更、ドン引きされるか。。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2016冬:②
で、大寒波。 も、 本日も変わらず... 訪問診療。 #山里の訪問診療











