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大分県認定へき地医療指定診療所
院長ブログ


山里の訪問診療2019深秋❷
例の、 水害で道路が無くなった爺ちゃんちに来た。せめて、歩ける道を、と彼は枯葉を履いている。 爺ちゃんは元気。 だけど、これから、気温は更に下がる。 6人しか住んでいない集落。 「頼りにしてます」 爺ちゃんの言葉が重くのしかかる。 #山里の訪問診療
2019年11月26日


山里の訪問診療2019冬の入り口②:
水害後、過疎が進む中、 当時、完全に孤立した集落から、 新しい訪問診療の依頼を受けました。 診療所からは、約15km。 集落の住民は10人以下となり、 そこに住む80代男性1人暮らしからの依頼です。たった一人の方のためですが、 新しい患者さんでも、応えます。 が、...
2019年11月12日




山里の診療2019秋
96歳、おばあちゃん。 右肺炎。 都会なら、即入院なのだろうけど、 ここでは、まずうちを受診。 理学所見、現病歴、加えて永年の傷病履歴から、即行で加療開始。 で、 当診療所で朝に預かり、夕方に帰設。 高熱、喘鳴、倦怠感が主訴も、 三日目でこの通り。...
2019年10月24日


山里の訪問診療2019秋①
94歳のおばあちゃんち。 居間の棚にふと目がいった。 アクロマイシントローチ。(テトラサイクリントローチ)と書いたブリキの箱。 今では考えられない抗生物質トローチ。。 多分、昭和40年頃の薬。 でも ポイントはそこではなく、 マジックで書かれた "三度なり"...
2019年9月25日


山里の訪問診療2019初秋①
秋だし、 雨があまりに続くとセンチになります。 私が父の後を継ぎ、ここで16年が経ちました。 たくさんの方々をお診取りし、未曾有の災害も経験しました。 医師が"死"に立ち会う数は、一般の方々とは比にならない程多いでしょうが、その中でも私が、"死"に立ち会った数は群を抜いて...
2019年8月30日


しばらくぶりの深夜往診。
しばらくぶりの深夜往診。 山中、一人暮らしのばあちゃん。 朝から畑。 夕方、めまい。 食思無し。排尿午後から一回。 エアコン無し。 車無し。 タクシー無し。 配食無し。 コンビニ無し。 あるのは錆びた扇風機と固定電話。 居るのは私だけ。 ...
2019年8月2日


気温38℃! 脱水症!
で、 気温38℃! 脱水症! 脱水症!! 脱水症!!!! 500ccの点滴が日本を救う。 畑仕事は早朝に。 お昼はエアコンの部屋か通気よく。 夕方散歩は「マムシ」に気をつけて。 で、大事!! 水飲みゃいいってもんじゃないんですよ。 ...
2019年7月29日
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