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大分県認定へき地医療指定診療所
院長ブログ


山里の方診療2016春⑦:
久々の 夜間外傷。 ばあちゃんの頭部切創。 嫁姑の二人暮らし。 但し、 嫁77歳、姑97歳。 当然、 交通手段無し。 で、 行って縫う。 ただ縫う、 シンプルに でもデリケートに。 3針。で、止血。 別に 特別なことでは無いけど、 我が家、 ...
2016年4月13日


山里の訪問診療2016春⑥:
看護師さん一人では、 急患は難渋。 診療所の状況によっては 急患対応は、当然、私一人でとなる。 救急車到着まで、 時間がかかるこの地域。 ましてや、 救急車が入っていけない道となると、初期対応次第で致命的となる。 心不全増悪に嚥下性肺炎併発、窒息状態となれば、 ...
2016年4月6日




山里の訪問診療2016春④:
昨夜の賑わいと 打って変わって、 一人訪問診療、雨。 行くのも一人、 行く先も一軒、 行った先にも一人。 寂しい山道、 かなり多いな。 改めて気づく。。 #山里の訪問診療
2016年3月31日




山里の訪問診療2016春②
一人訪問診療始まる。 助手席にはカルテと薬。 もちろん、看護師さんは いない。 でも 変わらず、 後部座席には、薬箱と注射箱。 変わらず、 スタバのタンブラー。 変わらず、行く先々には、 一人で待つ患者さん達。 沈みがちになりそうで、 音楽は、エアロスミス! ...
2016年3月25日


山里の訪問診療2016春①:
今日は素晴らしく晴れました。 風はなく、野道には沈丁花の香り。 今日は、 嫁に行ってしまう看護師さんの 最後の訪問診療でした。 行く先々で、 惜しまれ、涙され、 そして 「幸せになってね」と言葉を持ち帰った彼女。 この山里での たった1年半の、 ...
2016年3月17日


山里の訪問診療2016早春①:
依然、 看護師さんは見つからず。 たくさんの方が、 たくさんの時間を遣い、 たくさんの方に呼びかけしてくれています。 本当にありがたい。 現実として、例え、これから面接希望の方が来ても、現看護師さんの退職リミット3/19までに就職は無理であると判断しました。...
2016年2月24日
山里の訪問診療2016冬:④
やっとやっと 陽の目を見ることができるかな。 4代106年、父から継いで13年。 ここでは、 学位も認定も格差も競争も 全く必要ではない。 今、求められているのは、 絶対的な信用と 的確なスキルと、 無限大の人情と、 たった1人の看護師。...
2016年2月17日