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- 山里の訪問診療2020春③
ここは、 パリでもニューヨークでもなく、 撒いているのは、消毒剤でもなく、 除草剤。 桜並木は、本当は、 平和な春の訪れの象徴なのだ。 とにかく、 こののどかな山村を守るんだ。
- 山里の訪問診療2020春②
曇り。 肌寒く、畑には行けない。 離れの小部屋に一人。 テレビは志村けんさんの追悼番組。 窓の外には、復興工事の重機、 重く響く歪む音。 自然と笑顔は消えて行く。 でも、 大好きなパンダのぬいぐるみは、 語りかける。 "おばあちゃん、ここには ウィルスは来ないよ、大丈夫。"
- 院長の独り言 2020.03.09
コロナウィルス対策。 なんだかんだで、大変なことになりましたが、 なんだかんだ言われる政府/行政ですが、 安倍総理のシャットダウン作戦は確実な成果を出しています。 オリンピック是が非かは、未知ですが、コロナのシャットダウンだけについては、きっと世界で最初に撲滅できる国は日本だと思います。
- 山里の訪問診療2020春①
復興半ば。 新型コロナウィルス感染拡大。 青い空。 新緑。 ブルドーザー。静かな山村に、 "雑音"が響き、何を思う。
- 院長の独り言 2020.02.21
今日は、学校医を引き受けている 地元小中一貫校の7年生(中学1年生) の職場訪問を受けました。 どうして医師になったのか? どんな患者さんが来ます? 医師になるにはどうしたら良いですか?などなどの質問を受けました。 改めて考えると、 半径7.5km内に医療機関はうちしかないこと、水害に合って今も復興は道半ばであること、 そして、 病院、診療所が115年であることや 医師になった志、 小児からご高齢まで、外科から内科、耳鼻科、泌尿器科、加えて急患や検死をやっていることなどなど、 私がやっている医療は特殊であることを自覚しました。最後にどうやったら、 医師になれますか。。。。。 ちょっと考えました。。で、 "志"一つ。 と話しました。(医師になるには大変な勉強が必要で、折れない心が必要で、、などとは言えませんでした。もちろん、 私が医師になった頃より、今は更に厳しとも。)
- 2020、 最初の診療が始まりました。
連日休診中の患者さん方の気になる報告もなく、まずは、良いスタートです。 一番嬉しかったのは、 "標識"。 診療所前の道は、橋を渡ると左右に分かれます。 その標識がやっと新調されました。 2年半前の水害で汚れ切って、なんと書いてるか分からない看板。。 しかも、その上に診療所の名前が見えますが、その文字も寂れて見えるほど、、 で、2年間、ずっとずっと、 市に交換を嘆願していました。 で、 やっとやっと今日、 2020のスタートの日に、 掛け直されました。 診療所の名前も心なしか キラキラと輝いて見えます。 水害から 2年半。 されど、 2年半。
- 院長の独り言 2019.12.06
昨日、 「寿」大学と言う地元住民の方々の勉強会にて 当院の講演をさせて頂きました。 田舎では、 まだまだ良きも悪きも、 「お医者様」と風習があり、 ここは機転を利かせ、 我が診療所のホープ、 看護大学校出身の看護師さんに講演してもらうことにしました。 思わぬ人の多さにも学会発表経験のある彼女は わかりやすく、ホンワカと病気や医療制度についてお話し 皆さん、聴き入って頂き、私が話すより絶対良かったと思いました。 最後に私からちょっとだけお話をしましたが、 私が最も話したかったことは、 先日、アフガンでお亡くなりになった 中村哲医師の残した言葉: 「医療だけでは、人は救えない」でした。 ここでは、過疎化して行く流れに圧される方々を、ご家族、介護、そして近隣の方々でみんなで守って行く必要があります。 人生をより良き人生にするのは、薬ではなく、”人”なのです。 #院長の独り言
- 山里の訪問診療2019深秋❷
例の、 水害で道路が無くなった爺ちゃんちに来た。せめて、歩ける道を、と彼は枯葉を履いている。 爺ちゃんは元気。 だけど、これから、気温は更に下がる。 6人しか住んでいない集落。 「頼りにしてます」 爺ちゃんの言葉が重くのしかかる。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2019冬の入り口②:
水害後、過疎が進む中、 当時、完全に孤立した集落から、 新しい訪問診療の依頼を受けました。 診療所からは、約15km。 集落の住民は10人以下となり、 そこに住む80代男性1人暮らしからの依頼です。たった一人の方のためですが、 新しい患者さんでも、応えます。 が、 昔のこの集落の面影は皆無に等しく、 道は閉ざされています。車は置いて歩きます。。 ここから、どう、このお爺さんの人生を切り開くか、 これが私達の腕の見せ所です。 #山里の訪問診療
- 山里の訪問診療2019冬の入り口①:
あ〜あ〜あ! 火が強すぎて、麺が伸びる〜! 何でもします。 求められれば。 助けることは。 #山里の訪問診療
- 山里の診療2019秋
96歳、おばあちゃん。 右肺炎。 都会なら、即入院なのだろうけど、 ここでは、まずうちを受診。 理学所見、現病歴、加えて永年の傷病履歴から、即行で加療開始。 で、 当診療所で朝に預かり、夕方に帰設。 高熱、喘鳴、倦怠感が主訴も、 三日目でこの通り。 外来の合間にふと見ると、、、 ダイエットの記事を読んでる。笑 入院は良し悪しの高齢の方の治療。 内容の良く分からない1〜3カ月の入院。退院時、肺炎は治っても立てなくなったんじゃ、"人生の質"は 落ちただけ。 ならば 目を離さない加療なら、 なんとかやれる。。と、 思ってきた16年です。 あと、一日かな、、 頑張ろうね、おばあちゃん! #山里の訪問診療
- 院長の独り言 2019.10.16
で、 しばらくぶりのホークス。 ここ3日、 「先生!、一郎さん! 今宮選手、すごいですね〜〜!!!」 と 何人の人に声をかけらえれたことか。。 まっ! 1試合3ホームラン、MVP。 しかし、健太と私は親族でもないし、後援者でもないんだけど。笑 でも、実は健太と私、二人。 今、実は大変、困っていることがあって。。。 というのも、 恒例の日田市復興目的で始めた 「今宮健太とその仲間たち」 昨年は故障者連発で、開催を断念。 それでも、なんとか日程を調整して マッキー(牧原選手)と一緒に 野球少年のための「トークショー」に来てくれました。 で今年。第5回。 当初は 健太指定日の12/15日曜日開催予定でメインスタッフのみで水面下に話を進めていましたが、、 ことし、これまで日田にきた選手は全て1軍昇格。 特に唯斗、拓也、マッキー、翔太に加えて、栗、豪、、、は もはや、「若鷹」ではなく、「鷹」になってしまい、、 加えて、この健太の最後の大活躍。。 となれば、オフシーズンも彼らは引っ張りだこ。 チームイベントの重積で、メンバーの足並みが揃わず、 未だ開催日を決定できない状況です。 私は、健太には 「仕方のないこと、、また来年やればいい。。」 と言っているものの、健太自身が この自分の名前のついた会に 日田に大分にのために ”中止することは受け入れられない” と言っています。 困っています。健太自身が。。 いずれにせよ、全ては日本シリーズ後に最終決定と言う状況です。。 みなさまには、特に日田の方々には、楽しみにされているイベントであることは選手も私どもも重々承知の上ですが、逆に、開催するせずに関わらず、日田にきた選手がドンドン巣立っていくことをどうか「誇り」に思っていただきたいと思います。 さて日本シリーズ! 栄光は目の前!!!!!! #院長の独り言












