山里の訪問診療2021春③
3年ぶりの規制フリーGWが終わりました。 帰省してきた息子達は、
喧騒の無い"里帰り"が大好き。 その楽しい時間はすぐに経ち、
昨日から診療を再開致しました。 で、
新たな訪問診療の依頼が2件。 ここでの高齢の方のケアは、まずはご家族の思案から。しかしながら、遠くに別居されるご家族が訪問できなかったこの2年。私達にもできることに限界があり、上質な環境ではありませんでした。 今年。
ここには沢山の里帰り。
と同時に、2年と言う月日が生んだ新しい展開もたくさんあります。 90歳代のご夫婦。
交通手段もなく、
かかりつけ医も
介護申請もなし。 本日、気分不良、動揺症で往診依頼あり、結果、別居の娘さん方の希望から、以後、訪問診療させて頂くことになりました。 驚いたのは家屋。
茅葺(かやぶき)屋根と思いきや、この御自宅は, "杉皮(すぎかわ)屋根。築140年。 この屋根同様に2人は、強く逞しく生きてこられました。 "この家もそろそろ手入れをせんといかん"、ポツリと一言。 同じ気持ちで、あなた方を診させて頂きます。 さあ、初夏!
田植えの準備も
始まりまし

